2012年8月14日火曜日

No.5.ジョブズが創業したての頃のアメリカ~コンピュータールーム編1


ジョブズが創業したての頃のアメリカ~コンピュータールーム編1

私は、ある時から毎日、
ホットドックを食べて、
オレンジジュース
を飲んで、
6時には家を出て、
バスにただで乗って高校へ向かって
いた。

20分くらいで着く。
時々、歩いていくこともあった。
その
時は1時間くらい。

AppleIIというスティーブ・ジョブズが
作ったパソコンを
授業前にみっちり使うためだ。

素数を計算するた
めだけに!

公立の高校にもかかわらず、
数学科の部屋の隣に専用のコンピュー
タールーム(コンピューター専用室)があり、
HP社(今もある)
の馬鹿でかい高性能電卓4台、
コモドール社(今は無い)のPET
という机上?コンピューター3台、
カードパンチ機3台、
DEC社
(今は無い)PDP10という高さ3m幅3mくらいなのにミニコ


ンピューターが1台、
当時最新鋭の大型コンピューターIBM36
0につなぐ設備と専用プリンター一式があった。

日本の中堅~大企
業なみの設備があった。

最初にHPの電卓を授業でならって使いはじめ、
それが私のはじめ
てのコンピューターだった。
それからすべてのコンピューターを利
用したのだが、
印象に残っているのはカードパンチ機。
大きさは1
.5m幅、高さ1m、奥行き1mくらいだったか、
キーボードを打
つと、
一枚5cm×10cmの紙カードがぐーと流れて穴が打ち込
まれ、
がっちゃんという音共にスタック(一箇所に貯められる)さ
れていく。

いまでこそプログラミング(ソフトウエアを作る作業)

パソコンに打ち込んで結果を見ながらできるが、

当時、大型コン
ピューター様(当時は人間よりコンピューターが偉い)
に計算して
いただくには、

こうしてカードを数十枚~数百枚作って、
それを電
話回線(ようは電話)でデータを流してやっとであった。

そんなことを一通り経験してから、
AppleIIを専有して毎日
使うようになった。

学校にAppleIIは1台しかないが、
早朝
早く来て使うような奴は私だけだったので十分使うことができた。

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